胸部 chest

胸部は,呼吸器(気管支,肺)については主にX線一般撮影CT,循環器(心臓など)については血管造影にて検査が行われます。


X線一般撮影
chest_X-P
病院で撮影される最も一般的なX線検査です。健康診断などでもよく使われているもので,皆様も一度は受けたことがあるかと思います。
主に肺や心臓と胸の血管を見ます。CR撮影(コンピュータ・ラジオグラフィ)ですので,モニター上で濃度と階調を変えることにより,肋骨や鎖骨など,普通の胸の写真では見えにくい骨の状態も見ることができます。
肺と心臓の状態(呼吸と循環)がわかりますから,救急の場合にも大きく役立ちますし,さまざまな目的にあらゆる診療科で用いられています。
検査に伴う被ばく線量は,各種のX線検査の中でもかなり低い線量(平均 0.3mSv)であり,撮影自体もすぐに終わるので毎日の経過観察などにもよく用いられます。
肺がしぼんだ状態では診断が難しいため,息を吸い,肺を膨らませてから撮影します。 また,肋骨や肺は呼吸に伴い動いていますので,写真がブレてしまいますからしっかりと息を止めていただく必要があります。

CT--Computed Tomography:コンピューター断層撮影
CTとは,人体の横断面(輪切りの画)が任意のレベルで描出することができる装置です。X線管から細く絞ったX線ビームを出し,回転させながら人体に透過させ,その結果をコンピュータで計算して画像化したものがCT画像です。
従来のCTでは1回転に1枚の撮影であったのが,当院が導入しているMDCTでは2〜4枚を一気に撮影でき,さらに撮影時間も1枚1秒から最短0.5秒と短縮され,非常に高速な検査が可能となりました。
また,高精細な撮影も可能で,1mm以下のとても薄い断面を得ることにより,被験者に特別な負担をかけることなく高精度なデータを得ることができ,今まではMRIの独断場であったいろいろな断面の画像や3次元立体表示画像などが1回の撮影で済むようになりました。
chest_HRCT
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血管造影(心臓カテーテル検査)
pre_PCI
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循環器領域においては,心臓に栄養を送る役目を果たす心冠状動脈を対象とした造影や狭窄部位の拡張術(PCI),ステント挿入などを行います。



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