診療科に関する情報をまとめたコーナーです。
最近では健診の精度が上がり、腎癌や膀胱癌、前立腺癌などの早期発見が多くなってきました。先端医療をご希望される方には積極的に他施設をご紹介させて頂いております。また、セカンドオピニオンもお勧めしております。当科での治療をご希望の方へは主に以下のような治療を担当させて頂いております。(いずれの治療方法も十分な説明と、ご理解のもとで行っております)
【 腎癌 】
原則として外科治療を行っております。鏡視下手術は行っておりません。
【 膀胱癌 】
内視鏡手術による診断・治療を行います。悪性度の高い表在癌に対しては、支援治療として、膀胱内注入治療を行います。
浸潤癌に対しては、
【 前立腺癌 】
臓器限局性癌・・・手術療法もしくは放射線治療
遠隔転移のない癌・・・放射線治療もしくは内分泌療法(ホルモン療法)
進行癌・・・内分泌療法(ホルモン療法)
これらの癌に対する大手術には自己血輸血を行い、同種血輸血の予期しない副作用を予防しているのも特徴です。
早い時期には生薬、ホルモン剤、αブロッカーなどの内服薬で治療しますが、さらに病気が進行しますと根本的には手術が必要です。各種尿流動態・画像評価を行い患者さんがご希望される場合には経尿道的な内視鏡の手術を行います。
当科では男性不妊症や男性更年期障害に対する治療も積極的に行っています。 精索静脈瘤では手術により6~7割の方に精液所見の改善を認めております。また、精路再建術も自然妊娠を目指して行っております。性機能障害、男性の更年期障害で 困っている患者さんが大勢いるのが実情です。中高年・高齢者の方は生活の質を高めるためにも是非私どもを利用して下さい。
2008年4月より女性専門外来を開始致しました。(金曜日・午後 担当:長谷川)
婦人科とも連携し、女性特有の排尿障害を主に診療しています。過活動膀胱・骨盤臓器脱・尿失禁・排尿障害の診断・治療を行い、先端医療が必要な場合には専門施設への
紹介を行います。各種QOLスコア評価、失禁パッドテスト、尿路造影、尿流動態検査にて診断。切迫性尿失禁に対しては内服治療を行い、腹圧性尿失禁に対しては内服治療
もしくはTVT(Tension free Vaginal Tape)手術を保険診療で行っています。
泌尿器悪性腫瘍終末期医療を行っております。疼痛・麻痺の原因となっている転移性骨腫瘍病変に対する放射線治療も放射線治療医と連携し行っております。 NRSスケールを用いた疼痛評価を行いつつ各種オピオイド製剤を用い在宅での療養を 目標にしています。なお、訪問診療は泌尿器科医も行っております。
| 開腹手術 | 腎・腎盂尿管腫瘍 | 17 |
| 前立腺癌 | 11 |
|
| 膀胱癌 | 4 |
|
| その他 | 2 |
|
| 内視鏡手術 | 前立腺肥大症 | 44 |
| 膀胱腫瘍 | 68 |
|
| 尿路結石 | 11 |
|
| その他 | 5 |
|
| その他 | 男子不妊症関連 | 71 |
| 女性尿失禁 | 7 |
|
| 精巣腫瘍 | 5 |
|
| 外性器・陰嚢内容 | 22 |
|
| 内シャント造設 | 3 |
|
| 合計 | 270 |
|
| 検査 | 前立腺生検 | 193 |
| 尿路造影・内視鏡 | 41 |
|
目的別 |
|
疾患別 |
||||
検査目的 |
|
25 |
悪性疾患 |
膀胱癌 |
79 |
|
前立腺針生検 |
|
179 |
|
腎癌 |
24 |
|
手術目的 |
内視鏡手術 |
116 |
|
腎盂尿管癌 |
9 |
|
|
開腹手術 |
32 |
|
前立腺癌 |
55 |
|
|
その他 |
38 |
|
精巣癌 |
2 |
|
不妊治療 |
|
61 |
前立腺肥大症 |
|
41 |
|
放射線治療 |
|
11 |
男子不妊症 |
|
61 |
|
化学療法 |
|
14 |
尿路感染症 |
|
57 |
|
終末期・緩和医療 |
|
57 |
泌尿器癌疑い |
|
216 |
|
尿路感染症 |
|
59 |
その他 |
|
112 |
|
尿路結石 |
|
40 |
|
|
|
|
その他 |
|
76 |
|
|
|
|
□ PSA(前立腺特異抗原)別 がん診断率(2007-08年)

■専門分野-癌を中心に泌尿器科一般
■1978年- 聖マリアンナ医科大学卒
・日本泌尿器科学会専門医
・日本泌尿器科学会指導医
<その他の担当医>