大船中央病院
病院概要
病院理念
院長挨拶
患者さんの権利
個人情報保護方針
交通のご案内
■各部門案内
  看護部
  薬剤部
  リハビリ科
  検体検査科
  生理検査科
  放射線科
  栄養科
 
HOME > 診療科目 > 脳神経外科


手術実績
担当医師
外来診療担当表 【外来診療担当表のページに移動します。】
特徴のある治療法:(1)定位的放射線治療:「ライナック・ナイフ」
特徴のある治療法:(2)神経内視鏡手術
特徴のある治療法:(3)特発性正常圧水頭症
特徴のある治療法:(4)脳血管内手術

【お知らせ】 脳神経外科御任医師の診察は12月までとなります。詳細は外来予定表をご覧下さい。

診療科の説明タイトルバー
脳神経領域での統合医療を目指して 
 近年は専門的な診療のみならず、診察・精査・診断・治療をグローバルにおこなう医療が求められています。このことをなすためは脳神経外科医・神経内科医・リハビリテーション科医・放射線科医などはもとより外科・循環器科・内科等他科の連携により患者さんにより良い医療を提供する必要があります。  
当脳神経外科でも脳腫瘍、脳卒中(脳血管疾患)、神経疾患(パーキンソン病など)脊髄疾患、先天奇形、水頭症などの疾患を病院内の他の科と密に連携を取り合い、診察・検査・診断・治療を行なっております。

低侵襲・安全・高度先進医療を提供
 より低侵襲でより安全で質の高い医療を患者さんに提供すべく努力しております.以下特徴ある診断機器・検査・治療につき述べます.

設備
1.5 テスラ・MRI(MRI, MRA, Diffusion, Perfusion,シネMRI)
CT (3D-CT ア ン キ ゙ オ, Perfusion)
ゼノンCT ( 脳血流・Perfusion)
脳血管撮影 (血管内手術)
定位脳放射線治療(定位脳放射線治療)
頚動脈超音波検査(頚動脈硬化度・狭窄度・循環速度)
リハビリテーションセンター

最新の局所脳循環測定検査(ゼノンCT)
 当院では平成16年8月より開始されました。脳循環障害の発症超早期に、障害部位の診断を画像表示でき、かつ脳血流量の定量も行えます。対象疾患として最も有効なのが、ごく早期の脳梗塞、一過性脳虚血発作で、CT、MRIなどの検査で、血流低下による異常が見つからない時期でも、ゼノンCTで血流低下部位が画像表示でき、同時に、脳血流量も定量可能です。
 この検査の最大の利点は早期診断・早期治療が可能となり、後遺症を減少できることです。現在、月に40名ほどの方が検査をされ、20%以上の方が、なんらかの治療を必要とする所見が見つかっています。きわめて低侵襲で安全な検査法で、視覚的にも分かり易く、定量も同時に測定できる最新の検査です。

ゼノンCT写真1 ゼノンCT写真2
ゼノンCT写真3
正常
ゼノンCT写真4
脳梗塞
▲このページの上部に戻る
特徴のある治療法タイトルバー
(1)定位的放射線治療:「ライナック・ナイフ」
メスを使わずに脳腫瘍をピンポイントに制御転移性脳腫瘍ではすでに標準的治療法          
当院ではシェルとバイトブロックを用いた痛みのない治療法を採用
定位放射線治療とは頭頸部(脳を含む)領域の腫瘍に対する高精度の治療法です。原理は患者さんの体(頭蓋骨)をしっかり固定し、高精度に腫瘍のみ狙い撃ちをする方法です。右図のように標的を治療装置の回転中心に据え、色々な方向から少しずつ放射線を照射します。これにより病巣には常に放射線が当たるので集中して照射することが可能であり、その周囲は放射線のビームが通過するときのみしか放射線が当たらないため、効果が高く副作用の頻度は少ない治療が実現可能なのです。 当院ではCT−ライナック同室のシステムの特徴を生かし、患者固定は患者の顔面を覆うシェルというお面により固定し、侵襲的な頭蓋骨固定システムは採用していません。そのため固定に伴う苦痛はとても軽減されます。

CTとMRIを用いて三次元的に脳腫瘍に部位を計測し、放射線照射の位置決めを自動的に決定し、1回照射で的確に照射治療が終了するため、患者さんは1〜2日の入院で済み、苦痛もなく、頭髪の脱毛もありません。とくに、乳癌・肺癌の脳転移巣はこの治療により、きわめて確実に消腿させることが可能です。脳動静脈奇形などの血管奇形においてもこの治療法は有効です。全身への侵襲のきわめて少ない、有用な治療法で、当院では平成17年1月から行っております。この治療法はすでに保険適用になっております。

<< 詳しくは放射線治療室へ >>
▲このページの上部に戻る

(2)神経内視鏡手術
 神経内視鏡には2mm台の太さの硬性鏡と4mm台の太さの軟性鏡の二種類があります.当院でもこれら神経内視鏡手術を積極的に取り入れ、より低侵襲でより質の高い医療を患者様に提供すべく努力しております。
 神経内視鏡手術の臨床応用としましては、以下のような手術があります。

 水頭症における第三脳室底開窓術(脳室腹腔シャント術が不要となる適応症例があります。)、脳室内腫瘍手術(深部腫瘍摘出に大開頭をせずに行えます。)、脳内・脳室内血腫除去術(大開頭をせずにより短時間で手術が行えます。)、顕微鏡支援神経内視鏡手術(脳動脈瘤、脳腫瘍など顕微鏡手術において病巣の死角の観察が行え,手術がより安全に行えます。)

 また水頭症におきましては、いままでは加齢によるものと思われていた歩行障害、痴呆、尿失禁が特発性正常圧水頭症という疾患で、治療によりこれらの症状が改善することがあります。この診断・治療につきましてもガイドラインに沿った検査・診断・治療を適切に行っております。

硬性鏡
軟性鏡
脳内・脳室内出血/水頭症
血腫除去・第三脳室開窓術後
松果体腫瘍・閉塞性水頭症
腫瘍生検術・第三脳室開窓術後
術中所見:モンロー孔・腫瘍(
松果体部・腫瘍(
▲このページの上部に戻る
(3)特発性正常圧水頭症
 高齢になると足もとがふらついたり、足が前に出なくうまく歩けないといった訴えが多くなり、年齢によるものとあきらめている方が多くいらっしゃいます。歩行障害の原因が明らかでなく、認知症や、尿失禁(あるいは頻尿)といった症状を伴う場合があります。このような場合、特発性正常圧水頭症の可能性があります。この疾患は適切な診断・治療によって歩行障害や認知症・尿失禁などの症状改善がみられ、患者さんのQOLが向上します。

 60歳以上の方で、歩行障害・認知症や・尿失禁(あるいは頻尿)のいずれか1つ以上があり、他の神経疾患( ア ル ツ ハ イ マ ー型認知症、 ハ ゚ ー キ ン ソ ン病、脊髄小脳変性症など)や脊髄疾患(脊柱管狭窄症など)で説明不可能な場合はこの疾患の可能性があります。
診断には外来で臨床症状を診察し、CT及びMRIを行い、脳室拡大が認められた場合は、特発性正常圧水頭症が疑われます。この場合には入院により、腰椎から髄液排除試験(少し長い針を腰から刺し、脊髄液を30cc排除します。)で歩行障害の改善の程度を評価します。この試験で歩行障害が改善すれば、特発性正常圧水頭症による歩行障害と考えられ、手術が必要になります。

 手術は脳室腹腔短絡術(VP  シ ャ ン ト術)といい、過剰な脳脊髄液を管を通して、腹腔に流し吸収させるための管を埋め込む手術で、頭部と腹部に3cmの皮膚切開と頚部・後頭部に5mmの切開を行ない、1時間程度で済みます。手術後は適切な髄液の流れを皮膚の上から調節する(圧可変式バルブ)ことで設定し、約1週間で退院できます。私たちは、この疾患につき、月平均1例診断・治療を行い、患者さんは歩行が上手になり退院されております。術後改善度は歩行障害が約80〜90%、認知症が約60%、尿失禁が約50%です。

圧可変式バルブ
圧可変キット
特発性正常圧水頭症
術前
シャント術後
▲このページの上部に戻る

(4)脳血管内手術
 閉塞性脳血管障害、頚部動脈硬化性狭窄・閉塞症が最近外来で行われている頚部超音波検査やMRA、3D-CT ア ン キ ゙ オ、脳血管検査でしばしば発見されています。 外来で投薬治療で経過を観察中の患者様は、数十人を越していますが、一部の患者さんには手術も施行しております。一過性脳虚血発作を繰り返す患者さん脈の高度狭窄症の方には、脳梗塞の予防のために、脳血管のバイパス手術:STA-MCA血管吻合術や頚動脈内膜剥離術を行っています。)これらの手術は侵襲も少なく、合併症もほとんどない手術で、脳梗塞予防を目的とした優れた外科的治療法です。



回復期リハビリ病棟の開設
 急性期を過ぎた脳神経疾患患者様はできるだけ早期からリハビリテーションを開始することが大切です。しかし、今の日本では、この施設のある病院はきわめて少ないのが現状です。

 当大船中央病院は300床病院として、大きく飛躍する時期であり、この機会に、地域の要請を見据えて、新しい機能を備えた病院として、いっそう高度な総合医療を行う病院としてスタートすることとなりました。脳神経外科スタッフは全面的に、この病院の方針に協力して、回復期リハ病棟の立ち上げと運営のお手伝いをしております。 

疾患・検査・診断・治療などお聞きされたいことがございましたら、
お気兼ねなくご相談ください。

▲このページの上部に戻る
手術実績

【平成18年度】
・脳動脈瘤ネッククリッピング術・・・ 5件
・血腫除去術・・・ 6件
・脳室外瘻術・・・ 4件
・浅側頭ー中大脳動脈吻合術・・・1件
・脳腫瘍摘出術・・・8件
・頭蓋骨形成術・・・ 5件
・穿頭血腫洗浄術・・・11件
・水頭症手術・・・30件
・神経内視鏡手術・・・ 17件

▲このページの上部に戻る
担当医師タイトルバー
 
御任 明利  部長
■専門分野−水頭症、神経内視鏡、脳循環代謝、小児脳疾患
■1984年−東邦大学医学部卒
・日本脳神経外科学会専門医
・日本神経内視鏡学会技術認定医
 

<非常勤医師>
野本 淳 / 根本 匡章
外来診療担当表アクセスボタン

▲このページの上部に戻る
交通案内へアクセス 外来受付へアクセス 入院案内へアクセス サイトマップへリンク 個人情報保護方針へリンク