• 武田篤也医師

武田 篤也

武田 篤也 大船中央病院・放射線治療センター/特別顧問

1994年 3月 慶應義塾大学 医学部卒業
2004年 9月 医学博士号取得(慶應義塾大学)

1994年4月~1996年5月
慶応義塾大学医学部放射線科入局
1996年6月~1997年4月
防衛医科大学校病院放射線科
1997年5月~1999年7月
慶應義塾大学医学部放射線科
1999年7月~現職
都立広尾病院放射線科(現在は非常勤)
2005年1月~現職
大船中央病院放射線科 放射線治療室長(現在は特別顧問)
2009年4月~2014年3月
東海大学医学部付属病院放射線治療科非常勤講師(兼務)
2014年4月~2017年3月
東海大学医学部付属病院放射線治療科客員講師(兼務)
2014年4月~現職
慶応義塾大学病院放射線治療科教授(兼務)
2017年4月~現職
東海大学医学部付属病院放射線治療科客員教授(兼務)
東京医科歯科大学非常勤講師(兼務)
2018年4月~現職
横浜市立大学客員教授(兼務)

日本医学放射線学会専門医(放射線治療)、日本放射線腫瘍学会認定医、日本放射線腫瘍学会高精度放射線外部照射部会幹事、Journal of thoracic disease Editorial Board(editor紹介ページ)、日本学術振興会科学研究費助成事業(科研費)審査委員(学振審査委員一覧)、肝癌診療ガイドライン改訂委員会 放射線科専門委員

書籍ご紹介

【電子書籍】治療法選択の手引書「早期肺癌と告知されたら手に取ってみて下さい」

(2018/1/9)

著者:武田 篤也

解説:この本は、「早期肺がん」と診断された患者さんが、ご自分の意思で最も適した治療法を選べるように書かれたものです。がんの宣告を受けて動揺している状態であっても、少しでも冷静に最適な判断を下せるよう、最新情報も交えながらわかりやすく説明してあります。
読者対象は、早期肺がんの患者さんと限定されています。その分、該当する患者さんにとっては、非常に重要な情報が得られるはずです。
ご自身やご家族が早期肺がんと診断されたら、その大切な人生のために、是非ご一読ください。

電子書籍:資料ページはこちら

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最新科学が進化させた世界一やさしいがん治療

(2018/1/9)

著者:武田 篤也

解説:「私は自分の専門分野である放射線治療を押し付けようとしているわけではありません。手術を否定したりするつもりも毛頭ありません。ただ皆さんが思っているよりもずっと、「切らなくてもいい」がん治療の選択肢は 広がっているのだとお伝えしたいのです。頑張り屋さんの日本人は、『治療は苦しくて当然』と考える人が多いでしょう。ですが、がん治療においては『楽』をしていいのです。『手軽』な方法を選んでいいのです」(はじめに より)

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The SBRT book 体幹部定位放射線治療

(2016/4/5)

著者:武田 篤也,‎ 佐貫直子,‎ 奥 洋平

解説:SBRTの臨床と技術を網羅した、ありそうでなかったマニアックな一冊。SBRTの1,500例の臨床経験と最新の知見を凝縮した、いまだかつてないEvidence&Experienceバイブル。

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放射線腫瘍医になって20年。試行錯誤しながら、SBRT(体幹部定位放射線治療)の経験を積んできました。他科のカンファランスに参加し、治療困難な患者への放射線治療を提案し、実績を挙げることで信頼を得てきました。同時にその頃、放射線治療技術が急速に進歩し、世界中でSBRTの良好な成績が報告されはじめました。患者さんによっては、手術に匹敵する治療であるという認識が広がりました。

そして今、SBRTを研究する一人として、以前よりもさらに治療困難な患者さんの適応について相談を受ける機会も増えています。SBRTの指導的立場として、自分の知識を広く医療に役立てるための活動にも力を入れています。治療困難な患者さんに、放射線治療が適応外であると判断することは簡単です。しかし「適応外」の一言では、患者さんが納得いかないと思います。だめなら「なぜだめなのか?」を患者さんの納得のいくように説明するように心がけています。病巣が重要な正常臓器に隣接しているために十分な線量を投与できないことが予想される場合、患者と信頼関係が得られれば、再発と副作用のリスクの比重が同程度となるまで攻めることもあります。それでも実際は、患者さんに起こるのは、副作用より再発の方が圧倒的に多いのが現状です。

常に目の前の仕事に最善を尽くして、どうやったら治る患者さんが増えるのか? どこにブレイクスルーがあるか? いつもそのことを考え続けています。

武田医師について

前任地の防衛医大、都立広尾病院勤務時代から、定位放射線治療や原体照射等、精度の高い放射線治療を積極的に行ってきました。肺がん、肝臓がんの体幹部定位放射線治療の症例数は、あわせて1500例を超えています。また、多くの学会発表、論文執筆を通して学術的活動も精力的に行っています。趣味は陸上競技、骨董・古民家。

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