医学系研究/呼吸器病センター

(1)研究機関 大船中央病院
(2)研究課題名 乳癌術後放射線照射後に発症した器質化肺炎の臨床的検討
(3)研究期間 2012年12月1日~
(4)研究の目的と意義 乳房温存術後に胸部接線照射が施行された乳癌患者に、器質化肺炎を発症することが報告されています。これまで、多くの症例でステロイド療法が行われ、その有効性は確かですが、その臨床経過は再発性、遊走性など多彩に富み、自然軽快例もあり、その管理・治療方法に一定の見解はありません。当院は多くの症例の乳癌患者に対して乳房温存療法を行っており、その臨床像を解析することは、今後の管理・治療方法決定の一助となると考えられます。
(5)方法 本研究は、乳癌に対する乳房温存療法後放射線療法後器質化肺炎の診断を受けた患者のカルテを参照し、既存の臨床情報を調査する「後方視的研究」です。
(6)個人情報保護の方法 個人情報および診療情報などのプライバシーに関する情報は、当院掲載している「個人情報保護方針」に則り、匿名化を行った上で情報を扱うものとし、データは研究終了後には削除します。

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