当院検査科は外来採血を行う採血室、血液や尿などの検体の成分を分析する検体検査室、新興感染症の検査を行う感染症検査室、電極や探触子を体に直接あてて、生体内の情報を波形や画像にする生理検査室で構成されています。検査をお受けになられる方に迅速で正確な検査結果をご提供出来るよう努めています。

認定など

日本臨床検査同学院認定
緊急臨床検査士5名
二級臨床検査士(臨床化学)2名
二級臨床検査士(免疫)2名
二級臨床検査士(血液)4名
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者3名
包装責任者講習(検体)2名
日本超音波医学会認定超音波検査士8名
消化器領域超音波検査士7
循環器領域超音波検査士3
体表臓器超音波検査士6
泌尿器領域超音波検査士1

外部精度管理

・日本医師会
・日本臨床衛生検査技師会
・各メーカーサーベイ
・日本超音波検査学会 精度認定・画像コントロールサーベイ

採血室のご案内

採血室では、採血や尿検査のご案内を行います。医師が依頼した検査内容に合わせた採血管の種類や本数を採取させていただきます。

システム

Technomedica 採血管準備システム

以下に該当する方は採血時にお申し出ください。

□ 採血時に気分が悪くなる
□ アルコール消毒に弱い
□ 血液透析中
□ 乳房切除後(腋窩リンパ節郭清)
□ 血液がサラサラになる薬を服用中

採血手順について

① 採血室受付に受診ファイルを提出いただき、受付登録したうえで整理券をお渡しします。
② 採血台モニターに番号が表示され、整理券番号でお呼びいたします。
④ 整理券を採血する臨床検査技師にお渡しください。
⑤ 整理券のバーコードから認証を行います。
⑥ お名前をフルネームでご確認させていただきます。
⑦ 医師の依頼した検査項目に合わせた採血管の採血を行います。
⑧ 採血が終了してから必ず5分、絆創膏の上から圧迫止血してください。

採尿について

① 採血室受付に受診ファイルを提出いただき受付登録したうえで採尿カップをお渡しします。
② 採尿トイレにて尿を採尿カップにとり、採尿トイレ窓口に採尿カップを提出してください。

採血によるトラブルの原因と対処法

◆ 皮下血腫
穿刺後の不十分な圧迫が主な原因です。十分な圧迫止血をお願いいたします。血小板減少を指摘されている方や抗凝固剤服薬中など 出血しやすい方は、採血部位をやや強めに指で押さえて長めに止血してください。

◆ アレルギー
採血時の消毒薬やスタッフの手袋(ラテックス)などで かゆみ、発疹を初めとするアレルギー症状が出現することがあります。アルコールやラテックスアレルギーがある方は予めお申し出ください。

◆ しびれ
採血後に手指へ拡がる痛みやしびれなどは、血管近くを走行する神経を穿刺したことにより生じます。採血時に神経穿刺を完全に回避することは困難ですが、多くは2~3週間で改善するとされています。(まれに回復に2~3ヶ月程度要する場合があります。)

◆ 意識消失
神経が興奮し、急激に血圧が下がることにより、意識消失、めまい、気分不快感などをひきおこします。心理的に緊張、不安が強いと起こりやすいとされ、採血前にも起こることもあります。採血時にご気分の悪くなられる方は予めお申し出ください。診察台に仰向けの状態で採血をさせていただきます。

検体検査室のご案内

検体検査室では受診された方々には普段あまり目にされることがない検査機器が並び、採血室で採取させていただいた血液や尿などから医師が依頼した項目を分析します。

システム

SysmexCNA 検体検査システム
SysmexCNA 細菌検査システム
Ortho BTD 輸血管理システム

生化学分析装置

測定装置:日本電子 BM6050、BM6010

測定項目:LDH、AST、ALP、ALP、γGTP、CK、AMY、BUN、UA、CRE、Ca、IP、TG、T-CHO、HDL、LDL、T-Bil、TP、ALB、CRP、U-ALB、U-CRE、CHE、D-Bil、Glu、CRP、フェリチン、RPR、重炭酸塩、LRG、Na、K、Cl、TBA

免疫学的分析装置

測定装置:アボット アーキテクトi1000SR 2台

測定項目:CEA、AFP、CA15-3、CA19-9、PSA、TSH、F-T3、F-T4、HCVAb、HBsAg、HBsAb、TPHA、HIV、バンコマイシン、CKMB、トロポニンI、BNP

血球数算定装置

測定装置:Alinity hq 2台

測定項目:白血球数、赤血球数、血小板数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、白血球5分画

尿中有形成分分析装置

測定装置:SYSMEX UF1000i

測定項目:尿中白血球数、尿中赤血球数、尿中上皮細胞数、尿中細菌数、尿中硝子円柱

自動尿定性装置

測定装置:栄研化学 US3100R

測定項目:比重、反応、ウロビリノーゲン半定量、蛋白半定量、糖半定量、ビリルビン半定量、ケトン体半定量、潜血反応、白血球、亜硝酸塩、色調、濁度

ヘモグロビンA1C測定装置

測定装置:東ソーG11

測定項目:HbA1c

自動輸血検査装置

測定装置:オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス株式会社 Ortho vision

測定項目:不規則性抗体、交差試験(主試験)、血液型(表裏)

凝固線溶系装置

測定装置:セキスイメディカル CP3000

測定項目:PT、APTT、D-ダイマー、フィブリノーゲン、FDP

血液ガス分析装置

測定装置:Radiometer ABL80 2台

測定項目:血液ガス

用手

・A群β溶連菌抗原
・尿中レジオネラ抗原
・肺炎球菌莢膜抗原
・デングウイルス抗原・抗体
・CDトキシン
・HCG定性
・糞便中HP抗原定性
・結晶証明
・出血時間

感染症検査室のご案内

2020年8月より新型コロナなどの新興感染症に対応した2重扉の検査室です。

遺伝子解析装置

測定装置:富士フィルムwako ミュータスワコー g1 2台、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社Liat

測定項目:SARS-CoV-2、Influenza

感染症検査装置

測定装置:富士レビオG1200、G600

測定項目:SARS-CoV-2、Influenza

用手

グラム染色・チールネルゼン染色

生理検査室のご案内

生理検査は電極や探触子を直接からだにあてることにより、からだの中の情報が得られる検査です。
被爆は一切なく痛みや苦痛なども基本的にはありませんので安心して検査をお受けください。

システム

フクダ電子 生理検査システム
リオン 聴力検査システム
YOKOGAWA PACS RIS

心電図検査

測定装置:フクダ電子 FCP8600 5台

検査時間:約3分

検査内容:仰臥位の安静な状態で、両手足と胸部に電極を計10個つけ、12パターンの方向から感知した電位を波形にする検査です。検査は両手首足首と胸部をだしていただき検査を行います。この検査は、心疾患のスクリーニング検査として行なわれており不整脈や伝導障害、心筋梗塞の診断に有用です。

マスター負荷心電図検査

測定装置:フクダ電子 FCP8600

検査時間:約15分

検査内容:踏台昇降を行い心臓に負荷をかけたあとに心電図を記録し、その変化を安静時の心電図と比較します。昇降の早さは年齢、性別、体重により決められます。虚血性心疾患などの診断に有用です。

ホルター心電図検査

測定装置:フクダ電子 FM-180S 4台、SCM8000

検査時間:約24時間(取付15分)

検査内容:5個の心電図電極をつけて小型の心電図記録装置で24時間連続記録を行い、不整脈や虚血性変化の検出を行います。通常の心電図では記録時間が短いため検出されない異常も検出できることがあります。記録中はシャワー、入浴、電気毛布の使用が不可となりますが、他普段どおりに行動していただけます。翌日、取り付け同時刻に取り外します。

24時間血圧検査

測定装置:フクダ電子 FM200 2台

検査時間:約24時間(取付30分)

検査内容:血圧測定を昼間30分おき、夜間1時間おきに測定します。血圧の日内変動をみる検査です。検査前の食事制限は特にありませんが、お風呂、シャワー、電気毛布は不可となります。翌日、取り付け同時刻に取り外します。

トレッドミル負荷心電図検査

測定装置:フクダ電子 ML-9000&MA2700

検査時間:約30分

検査内容:トレッドミルを用いた負荷による心電図を記録する検査です。この検査は心電図電極とカフをつけた状態でトレッドミルを行い、心電図波形の変化と血圧の変化をリアルタイムで監査し心電図波形の変化をみる検査です。狭心症などのスクリーニング検査として用いられます。

肺活量、努力性肺活量、気導可逆試験

測定装置:フクダ電子 SP-770COPD、SP370COPD

検査時間:約10〜20分

検査内容:肺活量や1秒間の呼出量および勢いなどを測定する検査です。被検者の努力により値が変わりますので、検者は少し大きな声で検査をすすめますのでご了承ください。

肺拡散能、機能的残気量

測定装置:フクダ電子 SP-770COPD

検査時間:約30~60分

検査内容:肺拡散能はガス交換機能の評価、機能的残気量は胸の空気を全て吐き出した状態の残っている空気の量を調べます。

FeNo 一酸化窒素ガス分析装置

測定装置:NIOX VERO

検査時間:約5〜10分

検査内容:気管支喘息の管理指標となる呼気一酸化窒素濃度(FeNO:Fractional exhaled nitric oxide)を測定します。

聴力検査(気導聴力、標準純音聴力、語音聴力、チンパノ、耳小骨筋反射)

測定装置:リオンAA-M1B、AT64、RS-M1

検査時間:約10〜30分

検査内容:低い音から高い音がどの程度聞こえるか、言葉の聞き取り、鼓膜圧、耳小骨筋の反射を評価します。

脳波検査

測定装置:日本光電 EEG1250

検査時間:約40〜60分

検査内容:検査前日または当日に洗髪し整髪料の使用は避けてください。整髪料などを使用されると頭皮と電極の間での抵抗値が高くなり波形に影響がでることがあります。測定中は基本的には目を閉じていただきますが途中、目を開閉したり早い深呼吸を行なったりしていただきます。

血圧脈波検査

測定装置:フクダ電子 vasaraVS-3000E

検査時間:約10〜20分

検査内容:四肢に血圧測定のカフを巻き四肢に血圧測定と同様の圧がかかります。血圧と心電図と心音を同時に測定し動脈硬化の指標値を算出する検査です。また上腕や下肢動脈の高度狭窄もこの検査で予想が可能です。

超音波検査

測定装置:CANON MEDICAL SYSTEMS社aplio i700CV 8台、Verifia 2台、ViamoC100、FUJIFILM社 ARIETTA850、ARIETTA70、ARIETTA60、Noblus

腹部領域

検査時間:約5〜30分

検査内容:検査が午前中であれば朝食を禁食し、午後であれば早目に朝食は摂られて昼食を禁食してください。理想は食後6時間以上経過した状態であり、食事の影響により胆嚢、膵臓の評価が困難となります。下腹部、泌尿器領域の場合尿貯めが必要となります。

血管領域

検査時間:約5〜40分

検査内容:血栓やプラークなどによる血管のつまりや、静脈弁の不全による逆流などを評価します。

体表臓器領域

検査時間:約5〜30分

検査内容:甲状腺、耳下腺、顎下腺、乳腺、表在腫瘤などの検査です。腫瘤の存在や大きさ形状などの評価を行います。

心臓

検査時間:約10〜30分

検査内容:心臓の動きや弁の開閉をリアルタイムで評価します。先天性疾患、弁膜症(心臓の弁がしっかりと開閉しているか)、心室の壁運動を評価します。

肝造影超音波

検査時間:約30〜50分

検査内容:肝腫瘍の質的評価や肝動脈塞栓術、ラジオ波焼灼、定位放射線治療の治療効果判定を行います。

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大船中央病院

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