医学系研究/呼吸器病センター
研究責任者所属・氏名:呼吸器病センター・水谷知美
実務責任者所属・氏名:呼吸器病センター・水谷知美
1)研究機関: | 大船中央病院 |
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2)研究課題名: | 多発肺癌・肺内転移に対する治療成績の後方視的検討 |
3)研究期間: | 承認日~2027年3月31日 |
4)研究の目的と意義: | 近年の肺癌治療成績の向上、画像診断の進歩により、多発肺癌(同時性・異時性)および肺癌肺内再発を治療する機会が増している。これらは治療開始時の診断が困難な疾患であること、肺機能の低下が長期予後に与える影響がわかっていないなど、いまだに臨床医にとって困難な課題である。本研究では多発肺癌および肺内再発を包括して長期成績を検討し、診断法および予後因子を後方視的に検討することで適切な治療法選択を検索することを目的とする。 |
5)方法: | 対象は2000年1月1日から2021年12月31日までに横須賀共済病院、横浜市立大学附属病院、同大学附属市民総合医療センター、大船中央病院、神奈川県立がんセンター、神奈川県立循環器呼吸器病センターの6施設において多発肺癌に対して手術または放射線治療を行った多発肺癌症例を対象とする。治療に関する因子、治療後経過を診療情報から抽出する。この方法は後ろ向き観察研究で、患者の負担はない。 |
6)個人情報保護の方法: | 生体資料や情報・データは、分析する前に氏名・住所・生年月日を削除し、代わりに新しく符号をつけ、個人情報が特定できないようにした上で、厳重に保管・管理します。また結果の公開にあたっては、統計データを基本とし、治療後経過を公表します。尚、氏名、生年月日等、個人を識別できる情報は含まれません。 |
7)問い合わせ・苦情の受付先 担当者名: |
呼吸器病センター 水谷知美 |
※本研究の対象となる方又はその代理人(ご本人より本研究に関する委任を受けた方など)より、情報の利用や他の研究機関への提供の停止を求める旨のお申し出があった場合は適切な処置を行いますので、その場合も上記問い合わせ先へのご連絡をお願い致します。 |