医学系研究/乳腺センター

研究責任者所属・氏名:大渕 徹
実務責任者所属・氏名:大渕 徹

1)研究機関: 大船中央病院 乳腺センター
2)研究課題名: 乳癌の臨床病理学的な特性と治療の効果・安全性等に関する研究
3)研究期間: 病院長による研究実施許可後~2030年3月31日
4)研究の目的と意義: 当施設では乳癌治療において、1980年代から国内の多施設に先駆けて乳房温存療法を行ってきた。また、1990年代の早期から腋窯手術においても縮小手術を先進的に行ってきた。これらの治療成績を解析し、学会発表などで、治療法の有効性と安全性を公表することは、これらの治療法の普及につながる可能性が高いため、非常に意義があることである。
5)研究の方法: 1983年4月1日から2029年9月30日までに乳癌と診断され、当施設で治療を受けたすべての患者を対象とし、主要評価項目として、乳房内再発、領域再発、遠隔再発、癌死亡、全死亡などの長期予後解析を行う。副次評価項目として、年齢、断端の状態、照射領域別、腋窓治療別、薬物療法別など予後因子解析を行う。
6)個人情報保護の方法: 研究責任者、研究分担者等は、診療録のデータをExcelファイルに入力する。入力されたデータは固定作業を行い、研究責任者が管理している電子媒体に保存する。電子媒体はコード設定できるものとする。またExcelファイルは個人が特定できないよう個人情報を抜き、識別番号を割り振った状態とする。カルテ番号と識別番号対応表は、電子カルテ内に保存する。
本研究は、診療記録を使用する後向き研究であり、研究対象者が研究参加により直接的な利益を得ることは考えにくい。しかし、本研究成果が乳癌患者全体に還元されれば、社会全体に対する利益が得られ、研究対象者も間接的に利益を受ける可能性がある。また本研究は、診療記録を使用する後向き研究であり、研究対象者に対する不利益やリスクは基本的には生じない。
7)問い合わせ・苦情の受付先
       担当者名:
大船中央病院 乳腺センター 大渕 徹(研究事務局代表)
Tel:0467-45-2111(病院代表)E-mail:tofuchi@nifty.com
※本研究の対象となる方又はその代理人(ご本人より本研究に関する委任を受けた方など)より、情報の利用や他の研究機関への提供の停止を求める旨のお申し出があった場合は適切な処置を行いますので、その場合も上記問い合わせ先へのご連絡をお願い致します。

 

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